アグリッパ・ゆうきの読書日記(15):『2人だけが知っている世界の秘密』は、極左の成れの果てはユダヤ陰謀論の見本だ

『2人だけが知っている世界の秘密』太田 龍 (著), デーヴィッド・アイク 成甲書房  2009

いまでは著者太田竜の正体を知らない人が多いようだが、
中核・革マルの前身である日本トロキスト連盟の創設者の一人。
70年安保騒動の時には、プロレタリア軍団なる暴力学生集団を率いていた人物。
その後、環境派に転向し、動物解放だの空気や水の解放(笑)を唱えたりしたあげく、
さらに反ユダヤ主義へと、右旋回を続ける。
極左はぐるっと回って極右になるという見本のような人物。
若き日の著者がその中で活動してきた世界同時革命運動や、
晩年の著者が携わってきたユダヤ陰謀論に共通なのは、個人主義自由主義と全く無縁だったこと。
 こんな全体主義者の権化にまどわされてはいけません。