■フジテレビ経営陣への11時間連続記者会見から一晩明けたと思ったら、『週刊文春』(竹田聖編集長)がフジテレビ社員Aがフジ局アナ(当時)X子さんに連絡して中井氏自宅への来訪を誘ったというのは誤報で、中井氏が直接誘ったのが正しいという訂正記事を出した。
11時間連続記者会見(という名のマスゴミ暴力団によるつるし上げ)は、フジ社員Aが直接X子さんに連絡したという間違った報道を前提としていたのだから、いったい何だったのかと思わざるを得ない。
虚報に基づいた「正義の暴走」の恐ろしさを、多くの視聴者は今更ながらまのあたりにしたと言ってよい。
日頃SNSの「正義の暴走」を批判する側だった「ジャーナリスト」たちは、まさに自分たちこそ正義を盾に気に入らない人々を迫害する、ナチス興隆期のSS(ヒットラー親衛隊)にそっくりだという印象を与えてしまったのだから。
文芸春秋社は事情を調査の上、記者会見を行ってこの人権侵害雑誌をただちに廃刊すべきである。
文芸春秋社の廃刊騒動と言えば、20世紀の末にも『マルコ・ポーロ』廃刊騒動があった。「ガス室はなかった」という歴史修正主義を無批判的に取り入れた虚報を出し、多くの広告主から撤退通告を受け、大慌てで廃刊に踏み切った事件だった。
だから廃刊要求には、文芸春秋の主要広告主へ抗議を送りつけるのが最も効果的だという事だろう。
【付記】なお、私はジャーナリズムには暗いので、参考までにホンモノのジャーナリストによる優れた記事を紹介しておこう。
沖田臥竜「中居問題を報じた週刊文春が訂正記事を出した背景」