2020-01-01から1年間の記事一覧

学術会議は北朝鮮か

■学術会議問題 数日前、世田谷の家で造園家の方に庭の手入れをして貰っていると、私の職業(元の)について近所から聞きつけていたらしく、日本学術会議会員の選任拒否の問題をどう思うか訊かれた。私は、20年前に某学会の役員をしていた時に、学術会議会…

こころの科学とエピステモロジー、研究ノート:科学的根拠(Evidence)という規範の起源

科学においてエヴィデンスがあるとは、 1.観察の公共性 2.観察の再現性 という二本柱からなると考えられている。けれども、これらを規範として最初に定式化したのが誰であるかは、あまりにも常識になり過ぎて、はっきりしない。 最近、『精神医学の科学…

前回都知事選(2016)での小池百合子候補への社民党による差別的攻撃を思い出す

都知事選は小池百合子さんの圧勝に終わりました。よかったですね。 前回都知事選で、社民党党首による差別主義的攻撃を受けた時から、小池百合子支持を決めていましたから(都民ではないですが)。 差別主義的攻撃というのは、現在の社民党党首である福島瑞…

アグリッパ・ゆうの読書日記2『転生したらスライムだった件』のヒロイン、リムルの正体

今まで、川上泰樹の漫画版(第1-15巻、講談社シリウスブックス)の作画の魅力にだけ目を奪われていたけれど。 漫画版第2巻。初めて性別無き幼女形に擬態 漫画版第3巻オーガ族との闘い。やはり、小説版挿絵やアニメ版と比べても、漫画版でのリムルの愛ら…

アグリッパ・ゆうの読書日記1『異端カタリ派の歴史』

2020年5月11日。 最初に取り上げる本は『異端カタリ派の歴史』(ミシェル・ロクベール、武藤剛史/訳、講談社選書メチエ、2016)。756頁ある辞書のような分厚い本を、三週間かけて読了しました。 日本語で読める中ではカタリ派研究の決定版なのですが、読んで…

電子ジャーナル『こころの科学とエピステモロジー』の最新号が発行されました

わたくし、アグリッパ・ゆうきが編集委員長をしている、 電子ジャーナル こころの科学とエピステモロジー 第2号(Vol.2)が、5月初頭に刊行されました。上記のリンクから各記事ダウンロードできます。続いて3号の為の原稿募集中です。詳しくは上記のリン…

現象学は学問の自由と民主主義の原理である

■この記事はココログ版「夢日記思索幻想日記」 の2014年記事「現象学は民主主義の原理であるhttp://fantastiquelabo.cocolog-nifty.com/blog/cat7968652/index.html」同じく、2008年記事「チベット問題に寄せてhttp://fantastiquelabo.cocolog-nifty.com/blo…

BSプレミアムで長門有希=茅原実里が歌っていた

■この前の日曜の夜(2010年3月22日、夜10時50~11時20分)、NHKBSプレミアムのアニソン特集で声優の茅原実里さんが出演するのを見ました。 『涼宮ハルヒの憂鬱』での長門有希役の役作りが、無口で無表情な少女ということで難しく、台本を電車の中でも開いて…